先日、谷汲山の華厳寺さんにお伺いしてまいりました。
西国三十三ヶ所巡礼・33番目の札所ー。
私の田舎の丹波篠山の家では、お盆には毎晩、御詠歌をあげるのですが
何とも分からずに読んでいたその歌が、
観音経だったことに数年前に気づくのです。
観音さまとの縁を歳を重ねるごとに感じていた私にとって、
これはかなりの衝撃でした。
(御詠歌って、小さい時は、早く終わって〜と思っていたこともありましたが
今となると感慨深い時間だったなと思います)
その33番の御詠歌に歌っていたのが、
美濃の谷汲山の歌でした。
世を照らす仏のしるしありければ
まだともしびも消えぬなりけり (現在)
よろず世の願いをここに納めおく
水は苔より出る谷汲 (過去)
今までは親と頼みし笈摺を
脱ぎて納むる美濃の谷汲 (未来)
華厳寺には、西国満願の札所として
花山法皇がお詠みになった3首の御詠歌があります。
それぞれ、現世、過去世、未来世を表し、
「世を照らす~」は現世を表した御詠歌と言われています。
観音様の大慈大悲の心は、
私たちがこの世の道に迷わぬよう
いつまでも照らし導いて下さるのです(「慈悲の道」より)
「3」という数字の不思議もまた、感じる機会となりました。
33ヶ所目にして、今と過去と未来の詠で終わるーー。
やはり、3、にして完成する世界が、
数字の世界にはあるなと確信します。
皆さまも機会があればぜひ、谷汲山、行ってみてください☺️